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J.Lo主演の最新映画『ボーダータウン 報道されない殺人者』が終了したのは午後12時過ぎ。試写室を出た途端にお腹がグーッとないた。銀座の地下街で何か食べようかなと思ったが、ちょっと我慢。1時半には元レコード会社の友人とランチの約束をしている。 銀座線に乗り、表参道駅の一つ前の外苑前駅で下車。東京滞在中、連日ブラブラしている青山通りを歩きながら待ち合わせ場所へ。着いた途端にお腹がグーッグーッ(苦笑)共通の友人も合流。同世代三人で、とんかつの『まい泉』へ直行した。 共通の友人も女性。お父様は元国会議員。お母様は日本初の女性弁護士だ。都内の一軒屋で猫多数の面倒をみながら、独身生活を謳歌している。注文した料理がくるまで、猫の話し。元レコード会社の友人が「この人って何というのかね。公園で息も絶え絶えの子猫を拾い、その猫を病院へ連れていき、20万円の治療費を払ったのよ」と大笑いで話す。僕が「その猫は元気なの?」と共通の友人に聞くと、携帯から丸々と育った愛猫画像を満面笑顔で見せてくれた。 元レコード会社の友人は85歳のお母様を自宅介護。共通の友人の現在の仕事は、要介護度の高い高齢者の訪問介護をしている。ご両親様は既に永遠の旅立ち。お母様の世話をするために帰郷し、92歳で旅立つ間の約2年間は休職状態を強いられている。再上京後には意を決して、華麗には程遠い介護職に転身。自宅介護や自己作成の経験者である僕にも介護職を強くすすめる。 まい泉のとんかつを久しぶりにご馳走さま。共通の友人が一服したいというので、徒歩1分のカフェ『アペティート』の喫煙コーナーに移動。お店の手づくり菓子パンと飲物をいただきながら談笑の続き。僕は、本木雅弘主演の最新映画『おくりびと』のマスコミ試写も観てきた。映画は“旅立ちのお手伝い”がテーマ。この話しの内容を二人にしながら、転身のことを思い巡らせていた。 東京には横着無人の人を見かける。しかし、高齢者や体にハンディーがある人に手を差しのべたり、電車のドアが開くと、反射的に立ち上がり席を譲る若者も多く見かける。元レコード会社の友人が「こういうことも出来る人が、成熟した大人というのよ」と話してくれた。成熟とは言い難い僕もそういうことを照れずに出来る。 全身流行のものを装い、表参道界わいを闊歩する人たちの顔つきは確かに柔に見える。前にも書いたが、刺激的な街では起死回生も可能。強ものたちをお手本に、自分の今後の人生を見直しているところだ。 |
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